浮気は人を助ける

知らぬが仏という言葉を私はよく使うのですが、もしパートナーが浮気をしていた場合など、そのことに関して何も知らずにいることで、案外上手くおさまることもあります。

ですので、長年に渡って浮気調査の仕事をしていると、夫婦の関係を壊すための仕事ではないかと言われることもあり、その度に思うのは、浮気調査をしたことによって夫婦の関係が崩れてしまったこともあるので、確かに事実ではあるのですが、意外と皆さんに知られていないことも有りまして、反対に夫婦や家庭を危機から救う事になったという事例もあり、メディアなどでは負の部分だけを面白可笑しく放送するので、見えてこないところもあって残念なのですが、何も悪いことばかりではないということです。

あなたは浮気調査について何をどれだけ知っているでしょうか。

以前、ご主人の浮気調査をして欲しいと奥様から依頼が来たときなのですが、それは夏の暑い時期のことでして、麦わら帽子をかぶりながら調査をしたのを覚えています。

晴天で炎天下の中を、通勤のために使用している最寄り駅へ向かうご主人をつけたのですが、満員電車に乗ってバスにものり、お昼は仕事の合間に急いで立ち食いの蕎麦を食べ、夜遅くまで残業したあとに、電車に乗って自宅まで帰るという日常でした。

そうした証拠のビデオや写真を奥さんに見せたのですが、奥さんの口からポロッと「大変な毎日だったのね」と漏れ、愕然とした表情をしていましたが、暫くしてからしっかりと口を開いて、キャバクラやスナックで遊ぶくらいだったら、まあ良いと、あからさまに彼女の脳の中で泣きかが変わったのです。

現実を知ったことによって、奥さんはご主人の大変さを知ることができ、夫に対する接し方や認識が変わり、夫婦が円満になったということもあり、浮気調査というものは、悪い働きをするものではなく、基本的には幸せを求めて支援するものなのです。